製品に関するお問い合わせ

運送業DXの推進、デジタコ、運行管理、動態管理の企画・開発・販売を行う株式会社システック(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役:坂元 士郎、以下「当社」)は、CIGS 薄膜太陽光電池を用い 太陽光発電による補助充電機能を行う事で、車両のCO2の削減を目指す移動体太陽光発電システム「ロジソーラー」のWebによる商品説明予約受付を2023年4月3日(月)より開始いたします。※販売日は2023年5月を予定

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ロジソーラーについて

通常車両を動作するために必要な電力は、オルタネーター(車両搭載の発電機)により発電を行いバッテリーに充電をしています。オルタネーターは、エンジンの駆動力を利用して電気を生み出しており、近年の省エネ化された機種では、バッテリーの電圧を監視し、電圧が低下した場合にのみ充電の制御を行う仕組みを搭載しています。

本製品は、車両の上部に太陽光電池(CIGS系フィルム型太陽光電池)を張り付け、太陽光電池で発電した電力を車両のバッテリーへ充電を行います。
それにより、バッテリー電圧の低下する頻度・時間が短縮され、結果オルタネーターの負担が軽減される効果により、燃料使用量を削減し、CO2排出量の削減に寄与します。

本製品で利用する太陽電池は、CIGS系フィルム型太陽光電池を採用しており、一般的な運用時に想定される傷への対応や、太陽光電池の一部が日陰に差し掛かった場合においても従来の太陽光電池より高い発電効果を有します。頻繁に日陰と日向を行き来することが予測される移動体太陽光システムにおいて高い親和性をもったソリューションとなっています。

特徴

  1. 軽量・高効率CIGS薄膜フレキシブルソーラーパネル
  2. 出力:300W~500W(車種により変動)
  3. 出力保証 10年90%、25年80%
  4. バッテリー負荷の軽減

背景

日本政府は2020年10月、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラル脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。これらの取組の一環とし、国土交通省等は営業用トラックのCO2排出量削減に関して2030年度には2005年度の対比31%削減を進めておりますが、2020年度の中間結果では概ね10%程と遅延している状況です。CO2排出量の削減は企業の社会的責任として市場からも求められている中で、比較的簡単かつ安価で既存車両に増設することができるソリューションが必要だと当社は考えました。

また、運送事業者を取り巻く環境はいまだに厳しい状況となっており、経費の構成割合の高い人件費と燃料費において、人件費は最低賃金の増加や働き方改革による残業代の増額・労働時間減少に伴う増員等、今後も増加が見込まれる状況です。燃料使用量を削減することは、CO2排出量の削減だけではなく、燃料費用の削減につながります。これらの社会状況から、運送業界の脱炭素化を推進するため「ロジソーラー」の発売開始を決定いたしました。

頂いたコメントを掲載(順不同)

ナガサキロジスティクス株式会社 様

トラック屋根太陽光

我々運送事業者として、ウクライナ問題等による燃料高騰、電力の高騰は頭の痛い問題です。又企業としての環境対策も、今後の企業運営として無視できない事でした。
システック様より実証実験のお話をいただいた時は、トラックの屋根の一部分に取付けた太陽光発電でどれほどの燃費が良くなるのだろうか?半信半疑の部分もありました。「5%削減出れば収支トントン」、のようなことも話しました。
取り付けてもうすぐ半年、結果として10%以上の燃費削減効果、その車両で毎月2,000Lの燃料を給油しているので単純計算で毎月200Lの燃料を入れなくてもよくなり、年間での試算では実に1か月半(約3,100L以上)の燃料が削減出来る見込みです。途中経過では、最大16%の燃費削減効果が出ており、正直驚きました。途中から、太陽光発電効率が落ちる、冬場となり、また車両も日中の地場運行から一部夜間運行のある長距離へと変更した為16%から10%強へと数字は低下しましたが、これから太陽光の効率が上がる時期になりますので数字は確実に伸びることが予想されます。
コストがかかる環境対策が、逆にコストを生んでくれる事となり、燃費だけでなくバッテリー上がり・交換のサイクルも伸びる事となれば、運送事業者としてありがたい事です。

ナガサキロジスティクス株式会社 https://nagalogi.co.jp/
代表取締役 阿部 浩明 様

PVTEC 太陽光発電技術研究組合 様

カーボンニュートラル実現に向け、商用車のCO2排出量削減は重要な課題のひとつです。システック様の取り組みは、この課題解決に大きな貢献が期待できるものであり、これを機に、運輸部門でも太陽光発電の良さをご理解いただき、一層ご活用いただけることを願っています。

PVTEC 太陽光発電技術研究組合 https://www.pvtec.or.jp/
事務局長 工学博士 田中 誠 様

国立大学法人 宮崎大学 様

輸送で消費される電力は全てを軽油で賄う必要はなく、ソーラー発電による補助充電でカバーできます。トラックは乗用車と比較すると屋根の面積が広く、車高もあり日陰になりにくい特性がありますので、十分な発電量が得られます。

国立大学法人 宮崎大学 https://www.miyazaki-u.ac.jp/
工学部 環境・エネルギー工学研究センター 特別教授 博士(工学) 荒木 建次 様

今後の展開

当社ならではの持続可能な企業価値向上のために、様々なステークホルダーと連携し、今後も運送業界のDX化・脱炭素化を推進してまいります。

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株式会社システック

お客様と私たちをつなぐ信頼の架け橋を育て続けていきます。

ロジソーラー 製品 お問い合わせ先 
株式会社システック 製品サポート
TEL:050-3802-2132 / mail:info@systec2000.com

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リリースに関する お問い合わせ先 
株式会社システック PR担当
TEL:099-294-9302 / mail:pr@systec2000.com

社名 株式会社システック (SYSTEC CO.,LTD.)
資本金 50,000,000円
電話 099-216-3330(代表)
設立 2000年6月
代表 代表取締役 坂元 士郎
事業内容
(製品/サービス)
  • 「ロジこんぱす」タッチパネルで楽々運行管理。ドライバーの安心安全と最適な運行状態をサポート
  • 「ロジたこ」簡単操作でアナログ式運行記録計並みの安価なデジタル式運行記録計
  • 「ロジこんぱす Lite」挿すだけ簡単。手軽に社用車管理。車両の位置管理を手軽に実現するクラウド型サービス
  • 「モバたこ」「デジタコがスマホと連動」スマホで管理?!タッチで簡単・スマホで運行管理
所在地

鹿児島本社 開発・管理本部
〒892-0848 鹿児島県鹿児島市平之町13-32
TEL.099-216-3330 (代表)/Fax:099-216-3385
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東京本社 営業本部
〒105-0014 東京都港区芝1-10-13芝日景有楽ビル9F
TEL.03-6435-2796/Fax:03-6435-2102
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〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町1-6-10 サンケン北浜ビル3F
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