NEDO委託事業「太陽光発電主力電源化推進技術開発」(研究開発項目(III)先進的共通基盤技術開発)に採択されました
この度、国立大学法人宮崎大学、PVTEC太陽光発電技術研究組合と共同で国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「太陽光発電主力電源化推進技術開発」(研究開発項目(III)先進的共通基盤技術開発)(以下「本事業」)の委託事業に、採択されました。
本事業では、商用車に対して太陽光電池を搭載することによるCO2排出量の削減効果を予測する技術や、太陽電池搭載車の効果的な市場投入方法のガイドラインを作成して広く周知することにより、商用車への太陽光発電の普及を促進し、我が国のCO2排出量削減に貢献致します。
本事業で利用する太陽電池等の設備には、当社製品ロジソーラーを実証実験用に改修した機器を利用致します。
「ロジソーラ―」について
特徴
- 軽量・高効率CIGS薄膜フレキシブルソーラーパネル
- 出力:300W~500W(車種により変動)
- 出力保証 10年
- バッテリー負荷の軽減
本製品は、⾞両の上部に太陽光電池(CIGS系フィルム型太陽光電池)を張り付け、太陽光電池で発電した電⼒を⾞両のバッテリーへ充電を⾏います。それにより、バッテリー電圧の低下する頻度・時間が短縮され、結果オルタネーターの負担が軽減される効果により、燃料使⽤量を削減し、CO2排出量の削減に寄与します。
本製品で利⽤する太陽電池は、CIGS系フィルム型太陽光電池を採⽤しており、⼀般的な運⽤時に想定される傷への対応や、太陽光電池の⼀部が⽇陰に差し掛かった場合においても従来の太陽光電池より⾼い発電効果を有します。頻繁に⽇陰と⽇向を⾏き来することが予測される移動体太陽光システムにおいて⾼い親和性をもったソリューションとなっています。